M&Aによる企業・事業の売却のスケジュールは概ね下記の手順です。
① 案件化(事業の売却などを決断し具体的に説明)
↓
②マッチング
↓
② トップ面談・基本合意契約の締結
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③ デューデリジェンスの実施(原則として買い手側が実施)
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④ 契約締結・クロージング手続き
① 案件化とは
⑴検討
案件化は、売り手は自社の企業を廃業や売却しようかと考えた時点から始まります。
廃業よりも売却(M&A/事業承継)の方がメリットが多いかと思いますので
まず売却を検討されることをオススメします。
廃業は、M&A/事業承継等で上手く成約できなかった時に考えるので問題ありません。
⑵相談
売却を検討したら売り手は、信頼できるアドバイザ-等の専門家等に
売却の相談しましょう。
⑶決定
売却を決めた場合は、まず自社の従業員や親族等の中に【買い手】
がいるかを確認して売却の相談をします。
自社の従業員や親族等に事業承継相手(買い手)がいない場合
第三者へ売却することになります。
第三者への売却を決めた場合は
M&Aアドバイザ-業者やFA、顧問等に売却の話をして
仲介契約や秘密保持契約などをします。
⑷ヒヤリング/資料作成
その後、M&Aアドバイザ-会社等と協力して
買い手候補に提示する企業概要書等の資料
を作成します。
マッチングへ
上記が終了したのち、買い手の仲介・選定に入ります。