トップ面談とは
M&Aの売り手様の詳細資料が、買い手様に開示された後
M&Aの交渉が本格的にスタートすることになります。
詳細資料の開示を受けた買い手様から、
質問がきたり、追加資料の依頼が入ったり、
条件の提案が有ったり様々なやり取りが有ります。
これらの交渉の最中に行われるのが、
トップ面談で、通常は売り手様と売り手側アドバイザーと
買い手側(買い手様の代表か或いは役員と買い手側アドバイザー)が、
実際にお会いするのです。
トップ面談の主な留意点は、以下の通りです。
・売り手様と買い手様が直接条件の交渉をする場ではく、
相互理解を理解を深める場であり、事業内容の理解、
相互に人となりの確認、書類では説明・回答が難しいものへの
対応、M&A後の戦略説明などを行う場であるとこ
・買い手側は、売り手側が複数社と
交渉・トップ面談を行うことを認識することです。
トップ面談の開催は、早ければ、早いほうが良いかと思います。
トップ面談のメリットは
・書面では表現できない重要なことを正しく理解できるケースが多い
・早期トップ面談を開催した買い手様は、売り手様の記憶に残る
・当該M&Aを本格的に 「進める!」か「見送る!」かの判断は早ければ早い方がいい
・相互に気心が知れれば、相互に譲歩する部分がでてくる
・相互に気心が分かれば、トップ面談以降のお互いの依頼事項もスピードがあがる
半年間、アドバイザーを通じて、やり取りをして、
ようやく合意に達し、調印前の最後の最後にトップ面談を開催。
お会いしてみて、信頼できなかった、或いは
自社を任せるのには頼りないなどの理由で中止することにした。
この様な事が無いよう、M&Aのトップ面談は可能なら、早期開催がオススメです!